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年金年金はいつから受け取れる?受給開始年齢と手続きのタイミング
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年金はいつから受け取れる?受給開始年齢と手続きのタイミング

年金の受給開始年齢や受け取り方について、わかりやすく解説します。65歳からの標準的な受け取り方から、60歳や70歳での繰り上げ・繰り下げ受給まで、手続きのタイミングをご紹介。

更新日:2026-04-05

📋 この記事の目次

  1. 年金は何歳から受け取れるの?
  2. 60歳で受け取る(繰り上げ受給)
  3. 65歳で受け取る(標準的)
  4. 70歳で受け取る(繰り下げ受給)
  5. 受け取り手続きはどこでするの?
  6. 受け取り方を変更することはできる?

年金は何歳から受け取れるの?

国民年金と厚生年金は、原則として65歳から受け取り始めることができます。これを「受給開始年齢」と呼びます。

多くの方が65歳を迎える誕生月の翌月から年金を受け取り始めます。例えば、1960年4月1日生まれの方でしたら、2025年5月から年金の受け取りがスタートします。

ただし、人生100年時代と言われる今、受け取り始める年齢を自分で選ぶことができます。60歳で早めに受け取ることも、70歳まで待って受け取ることも可能なのです。どの年齢で受け取るかは、ご自身の人生設計に合わせて決めることができます。

60歳で受け取る(繰り上げ受給)

年金を60歳で早めに受け取ることを「繰り上げ受給」(くりあげじゅきゅう)と呼びます。仕事をやめてゆっくりしたい、または生活費が必要な場合に選択される方法です。

ただし注意が必要です。65歳で受け取る場合と比べて、毎月の受け取り額が減ってしまいます。60歳で受け取り始めた場合、約30%減額されます。例えば、65歳で月20万円の予定だった方は、60歳で受け取ると月14万円程度になるということです。

この減額は一生涯続きます。長く生きるほど、もらえる合計金額が少なくなってしまうため、よく考えてから決めることが大切です。

65歳で受け取る(標準的)

65歳から年金を受け取ることが、最も一般的な方法です。政府が定めた標準的な受給開始年齢のため、この年齢で受け取るのが「基準」となります。

65歳で受け取り始めるには、誕生日の約2ヶ月前に手続きを始める必要があります。日本年金機構から「年金請求書」という書類が郵送されてきますので、それに必要事項を記入して返送するだけで大丈夫です。

もし手続きを忘れてしまっても、その後からいつでも請求できます。ただし、請求した月からの支給となるため、できるだけ早めの手続きをお勧めします。働き続けている方でも65歳なら受け取ることができますので、ご安心ください。

70歳で受け取る(繰り下げ受給)

年金を70歳まで遅くして受け取ることを「繰り下げ受給」(くりさげじゅきゅう)と呼びます。まだ元気に働いている方や、生活に余裕がある方が選ぶ方法です。

70歳まで待つ代わりに、毎月の受け取り額が増えます。65歳で受け取る場合と比べて、約42%増額されます。月20万円の予定だった方は、70歳で受け取ると月28万4,000円程度になります。

この増額も一生涯続くため、長生きすれば長生きするほど、より多くの年金を受け取ることができます。健康寿命が長い方や、仕事を続けたい方に向いている選択肢です。

受け取り手続きはどこでするの?

年金を受け取り始めるための手続きは、住んでいる地域の市役所・町村役場か、お近くの年金事務所で行います。

受給開始年齢が近づくと、日本年金機構から自動的に「年金請求書」が送られてきます。この書類に必要事項を記入し、身分証明書などの書類を一緒に提出するだけで申請完了です。郵送でも提出できますので、わざわざ窓口に行く必要はありません。

初めて年金をもらう方の場合、銀行口座への自動振込を指定することもできます。毎月自動的に年金が口座に振り込まれるため、手間がかかりません。わからないことがあれば、年金事務所の職員に相談すれば丁寧に教えてくれます。

受け取り方を変更することはできる?

一度受け取り開始年齢を決めたあとでも、事情が変われば変更することが可能です。例えば、60歳で繰り上げ受給を始めたけれど、やっぱり65歳にしたかったという場合も対応できます。

ただし、すでに受け取り始めた年金は遡(さかのぼ)ることはできません。新しく決めた年齢以降の手続き変更となります。また、繰り上げ受給を始めた場合、その取り消しには一定の制限がありますので、事前に年金事務所に相談することをお勧めします。

重要な決断ですので、焦らず、ご自身の人生計画と相談しながら決めることが大切です。迷ったときは、年金事務所の窓口で相談員に詳しく説明してもらいましょう。

よくある質問

Q. 年金は何歳から受け取れますか?

A. 国民年金と厚生年金は原則として65歳から受け取ることができます。60歳で早めに受け取ることも、70歳まで遅くすることも選べます。ご自身のライフプランに合わせて決めることが重要です。

Q. 60歳で年金を受け取ると減額される?

A. はい、60歳で受け取る場合は約30%減額されます。例えば65歳で月20万円の予定なら、60歳では月14万円程度になります。この減額は生涯続きますので、よく検討してから選択してください。

Q. 70歳まで待つと年金は増える?

A. はい、70歳まで待つと約42%増額されます。月20万円の予定なら月28万4,000円程度になります。長生きすればするほど、受け取り合計額が増えるメリットがあります。

Q. 年金受け取りの手続きはいつから?

A. 受給開始年齢が近づくと、日本年金機構から「年金請求書」が郵送されます。約2ヶ月前から準備が始まります。書類に記入して市役所か年金事務所に提出すれば完了です。

Q. 一度決めた受け取り年齢は変更できる?

A. はい、変更できます。ただし、すでに受け取り始めた年金は遡ることはできません。新しい年齢以降の変更となります。詳しくは年金事務所に相談することをお勧めします。

Q. 働きながら年金をもらえますか?

A. 65歳以上なら働きながら年金をもらうことができます。60~64歳で働きながら年金を受け取る場合は、給与と年金の合計によって年金が減額されることがあります。詳しくはご確認ください。

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⚠️ 本記事は一般的な情報提供を目的としています。個別の状況については、年金事務所・市区町村の窓口・専門家にご相談ください。

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