年金の平均月額や計算方法について、専門用語を避けてわかりやすく解説します。実際の数字例を交えて、あなたの年金がいくらになるか理解できます。
更新日:2026-03-31
厚生労働省の最新データによると、65歳以上の人が受け取る年金の平均月額は、およそ14万円から15万円です。ただし、この金額は人によって大きく異なります。
例えば、会社員として長く働いた男性は月19万円程度、女性は月13万円程度が平均です。自営業者の方や、仕事をしていなかった期間が長い方は、この平均より少なくなることもあります。
あなたが実際にいくらもらえるかは、働いていた期間と、その間の給与額によって決まります。
日本の年金は「老齢基礎年金」と「老齢厚生年金」の2種類に分かれています。
老齢基礎年金とは、誰もが加入する基本的な年金です。2024年度の年額は約81万円(月額約6万7千円)です。これは、20歳から60歳までの40年間、保険料を払った場合の金額です。
老齢厚生年金とは、会社員や公務員が加入する年金です。働いていた期間が長いほど、給与が高いほど、受け取れる金額が増えます。会社員として35年働いた男性なら、月10万円から13万円程度が一般的です。
自分がいくら年金をもらえるか知りたい場合は、日本年金機構に問い合わせるのが確実です。
最も簡単な方法は、毎年誕生月に送られてくる「ねんきん定期便」を確認することです。この書類には、今までに納めた保険料の額と、65歳からもらえる予定の年金額が記載されています。
また、年金事務所に直接行ったり、電話(0120-657-557)で問い合わせたりすることもできます。マイナンバーカードがあれば、オンラインでも確認可能です。
65歳になってすぐに年金をもらわずに、70歳までもらわずに待つと、年金額が増えます。これを「繰り下げ受給」といいます。
例えば、月15万円の年金をもらう予定だった人が、5年待って70歳から受け取り始めると、月19万5千円程度に増えます。長く生きるつもりなら、このような制度を使うのも良い方法です。
また、65歳を過ぎた後も働いている場合は、在職老齢年金という制度があります。ただしこの場合、一定以上の給与がある時は年金が減る可能性もあります。詳しくは年金事務所に相談してください。
夫と妻がそれぞれ年金をもらう場合、金額は別々に計算されます。例えば、夫が月19万円、妻が月13万円なら、夫婦合わせて月32万円になります。
ただし、配偶者が亡くなった場合は、遺族年金を受け取れることがあります。これは、配偶者が一定の条件を満たしていた場合に支給される特別な年金です。
年金の計算方法や制度は複雑なため、わからないことがあれば、市区町村の福祉事務所や年金事務所の窓口で気軽に相談してください。専門の職員が丁寧に説明してくれます。
⚠️ 本記事は一般的な情報提供を目的としています。個別の状況については、年金事務所・市区町村の窓口・専門家にご相談ください。